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会いたくて(お礼とオマケ1)

「会いたくて」終了しました。楽しんで頂けましたでしょうか?

このお話、最後に蓮さんかキョコさんのどちらかに「ずっとあなたに会いたかった」と言わせて終わるつもりでした。少々、中途半端な感じはありますが、そのチャンスが来たため、とりあえず終わらせました。

しかし、この話では純情一直線な蓮様だったので、Agren的にちょっと欲求不満。不純な蓮様を掻き集めてここにまとめてみました。「会いたくて(23K)」に位置づけられる内容です。(喜んで頂けますかね>みぃ様) 

他にも、宝田氏、奏江さん、社さん、誰かの視点で帰国後のサイドストーリーを、おまけで書こうかなと思います。

最後に、応援&感想ありがとうございましたっ!>aguila様、みぃ様、TOMCAT☆様 マリモ様 ネムコ様 瑞穂様
Yuka様>鬼畜Verは不評で・・・甘々Verとか、新しいお話を楽しみにしてくださいね!



会いたくて(23K)

SIDE KYOKO

数時間前には『京子』であることをカミングアウトするとは思ってもみなかった。
私の話を聞いてから敦賀さんが難しい顔をしてたから・・・また怒らせちゃったかも?・・・とドキドキしたけれど、怒ってないどころか、益々好きになって頂けたそうで・・・良かったデス。

それなのに、

「怒ってはないよ?でも・・・傷ついた、かな。
だって、俺の気持ちに最初から気づいてたくせに、気付かないふりをしてたんだろう?君に、俺の純情を捧げた日々はなんだったのか・・・」

そう言って、敦賀さんが胸のあたりを押さえて視線を反らす。

「・・・弄ばれてたなんて」

「ふぇぇ!?そ、そ、そんなつもりは全く!!」

「それに今思えば・・・メールで、恋心を吐露するよう、誘導されてたような気もするんだけど・・・」

----う。

思い当たる節はある。だって『京子モード』の時には作家としてのプロ根性というか、もうホント重度の職業病で、恋愛小説を書くために取材モードに入っていたというか・・・

「申し訳ございません~」

思わず、私は再び土下座した。

「本当?本当に、俺に悪いと思ってる?」

私の頭上から敦賀さんの声がする。

「ええ、思ってます」

「じゃぁ、償ってほしいな?」

その言葉に思わず顔を上げると、敦賀さんが何ともいえない笑顔で微笑んでいる。目がちょっと座ってるのに、なんだか妙に楽しそう・・・?さっき、凄く傷ついていた顔をしててのに??

「えっ・・・と、償うって・・・私は具体的に何をすれば・・・」

「ん~?どちらかというと『されれば』って感じ?」

そう言って、益々笑みが深くなる敦賀さん。ちょっと怪しい?ううん、妖しい??
そして、私は彼のリクエストに・・・フリーズさせられてしまった。

「キス・・・させて?」

***

「なんでそんな風に固まっているのかな?もしかして俺とキスするの嫌なの?
まさか・・・ハッピーエンドの小説を書きたいがためだけに、俺の告白に『イエス』と言った、とか?」

なんだか、笑顔なのに怖いです・・・敦賀さん。

「い、いえ、そんな滅相もない。えっと、私は、私なりに、色々考えた結果・・・ちゃんと出した結論でアリマシテ・・・」

しどろもどろになっている私に

「じゃぁ、いいよね?」

そういって、敦賀さんが近づいて来る。
あの、確かに私は立派な成人女性なのですが、そっち方面では未成年も真っ青といいますか!!! と、とりあえず、こうゆう時は目をつぶるのね!?と覚悟を決めた・・・はずなのに。


***

「えっと何故、ワタクシ逹はベットルームに居るノデショウカ?」

私は、先程マツダさんが綺麗にしてくださったベットの上に仰向けに寝かされています。先程とは違い、無理やりではなく優しく寝かされたはず?なのに、なにか有無を言わさぬ勢いがあって・・・再び、俗に言う押し倒された状態デス。

「だって、俺たち身長差が30cm近くあるだろう?立ったままキスしてたら最上さんの首が痛くなってかわいそうじゃないか」

「だ、だ、だったらソファーとか」

「キャビンでキスしてるところをマツダさんやオカノさんに見られたら最上さんが恥ずかしいでしょ?俺は別に良いけど・・・」

そういって、敦賀さんは、私たちがここに居るのは私のためだと言うけれど・・・でも恥ずかしいというなら、今のこの状況もかなり!!

「えっと、その、ちゅっ、て、する3秒位なら、キャビンでも・・・」

「最上さんの償いっていうのは、3秒で終わるものなんだ?」

時間の長さの問題ではなくて、行為の方が問題なのは?と思ったけれど

「3秒なの?」

と、再度問いかけられる。確かに、3秒って、み、短いのかな・・・。

「あ、う、えっと1分位?」

と、試しに時間を伸ばしてみたら、

「1分!すごい誠意を感じた・・・」

そういって、両腕を手のひらを上に広げて、肩をすくめ(ありえないね)のジェスチャーをされる。そもそも、図らずとも、なんだか時間で区切ろうとしているのが癇に障るんだろうな・・・

(・・・ううう、まな板の上の鯉の気持ちが良く分かる)

「・・・どうぞ、お好きなだけ」

そう私が言うと、背筋がゾクっとする程、綺麗な顔が近づいてきた。


***


「・・・・・んっ」

どれ位、時間が経ったのか良くわからない。最初は、おでことか、瞼とか、鼻先とか・・・唇以外の顔中といっていい程にキスを落とされた。そして最後に唇に。しばらく、敦賀さんが、私の唇を舐めたり、唇で挟んだりして・・・唇がすっと離れたので、

(やっと終わったのかしら?)

と思って目を開けたら、敦賀さんと目が合ってしまってしまって・・・それはもう、妖しく微笑んでいらっしゃった。
(なにこれ!なんだか人外の美しさなんだけど!?なんだか魂を吸い取られそうな感じ!?)

「・・・ちょっと口を開けてくれる?」

といって、私の口の中に指を差しいれられ、歯列をこじ開けられた。
それからは、もう何がなにやら。呼吸が苦しくなると絶妙なタイミングで暫く開放してくれるんだけど、すぐにまたキスが再開される。時々、背筋をなで上げられるような快感が走り、

「・・・・・んっ」

勝手に私の喉が鳴る。


***


腰周り全体に、むずがゆい様な感覚がひろがって、意識が掬い上げられたような気がした。
さっきまで私にキスしていたはずの敦賀さんの姿が見えない。そして部屋の照明も薄暗くなっている。

(あれ?もしかして、私寝ちゃった?)

なんだか寝起きみたいに、頭がぼんやりとしている。もし、そうだとしたら敦賀さんに悪いことをしちゃった!どうしよう・・・と思っていたら、さっき感じた感覚が、より強く襲ってくる。

(な、な、なにごと?)

視線を腰のほうに落として・・・自分の見た光景にパニックに陥った。敦賀さんが、私の足の大きく開いてがっちり押さえつけ、足の付け根に顔を埋めている。

「何やってるんですか! 敦、がぁ、あっ! さ、ん、んんっ---」

凄く恥ずかしい恰好をさせられている! なんだか腰回りだけだったはずの変な感覚が、全身に広がっていく!!直にそれを追い掛けるように、体の中を何かが駆け上がるような快感がやってくる。今すぐ、何とかしなくっちゃ、と思うのに、でも、何をしたらコレに抗えるのか、分からない。

「キス、だけ・・・ひど・・・」

と、辛うじて言葉で抵抗すると、敦賀さんが足の拘束を外してくれた。私の顔を両手で包んで、軽く唇に触れて来る。

(・・・はぁ、一時はどうなることかと・・・)

と安心した私がバカだった。

「最上さんの、もう1つのお口にキスしてるだけだから・・・ね?」

信じられない科白を返されたーーーー!!!

でも、視線を合わされて、

「愛してるよ」

と囁かれると、なにか不思議な力で、私は心も体も・・・抵抗する気力が奪われ・・・た。


***

SIDE REN

最初はちょっとした悪戯心のつもりだったんだ。

でも、触れてしまった最上さんの唇はとても柔らかくて、軽く触れるだけで背筋がぞくぞくする程気持ちが良い。それに・・・俺からの深い口付けに、彼女も感じてくれているんだろう、時々、気持ち良さそうな声もあげてくれる。その声を聞くたびに全身から、喜びが湧きあがる。

(----どうしよう・・・止められないな)

それに、最上さんが、くったりと脱力している。試しに、彼女の片足をM字に折ってみれば、なんの抵抗も起きない。そんな彼女の様子に・・・俺はもう少しだけ彼女に触れる事にした。


***

そうして俺は、結局彼女の「身も心も溶かす」事に成功し、彼女を俺の腕の中で眠らせている。行きの飛行機の中では・・・まさか、最上さんと『京子』の両方に手が届くなんて想像もつかなかった。

日本に帰ったら、まず婚姻届を出して・・・彼女と一緒に住むための家を建てなきゃな、だ。
彼女のために、大きな書斎・・・いや、いっそ図書室を作ってしまおうじゃないか。花が好きなら庭も十分な広さが必要だし。料理をする彼女を眺めるために、キッチンはリビングから良く見える所、そしてなにより、明るい日差しが差し込むように、大きな窓がある家がいい。

あぁ、でも、まずは彼女の家に招待してもらおうか。最上さんが育った家を見てみたい。俺の荷物なんてささやかな量なんだから、暫くは俺が彼女の家に押しかけてもいい。

----そんな事を思いながら、俺は幸せな気持ちで成田に着くまで眠る事にした。

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プロフィール

Author:Agren
本家のストーリの進行のじれったさに、素敵な2次小説サイトを巡って熱を冷ましていましたが・・・とうとうを自分自身で妄想を開始しました。
2次は愚か、小説初挑戦です!



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