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料理が得意な彼女(4)

SIDE KYOKO

「ねぇキョーコちゃん!ラブミー部に依頼してもいい?今週の土曜日、蓮に夕飯を作ってあげて欲しいんだけど!」

社さんからのいつもの依頼。何だかんだで月に1,2回は「敦賀さんのマンションで夕飯作り」をしている。

正直に言うと、敦賀さんが早めに上がれるスケジュールの日には必ず依頼がある・・・ということに私は気付いてしまった。私もそれなりに忙しくなってきているので、いつも依頼を受けられる訳ではないけれど・・・社さんは敦賀さんが私の事を好きって知っててやっているのよね?多分。今まで本当に敦賀さんを始め、周囲の人間に、そうゆう意味で無関心だったんだな~と思う。

敦賀さんの胃袋はすっかり&がっちり私に掴まれているらしい。私は・・・少し変な顔をしてたみたい・・・後ろに控えていた敦賀さんが声を掛けてきた

「もしかして、都合悪い?」

「いえ、そうゆう訳では・・・。」

「じゃあ、いいかな?・・・今週はちょっとハードなスケジュールなんだけれどね、大好きな最上さんが週末に俺のためだけに食事を用意してくれる思うだけで・・・ハードスケジュールなんて何でも無くなるんだ。」

社さんが何やらニヤニヤしながら「蓮、ホント素直になったな~」などと言っている。

これは「いつもの通り」依頼を受ける時のやり取り・・・のハズ。
でも、私は内心では動揺していた。

(『大好きな最上さん』って・・・何!?私ってはこうゆう言葉を全部スルーしていた訳!?)

ある意味すごいな私・・・。きっと以前の私なら、

(ロケ弁当漬けの生活って辛いですものね。薄味で栄養バランスばっちりな京風家庭料理をご用意させて頂きます!)

とか言ってような。 思考の小部屋に入り込んで黙りこんでしまった私。敦賀さんが心配そうに顔を寄せて来る。私は慌てて、いつも通り、

「ロケ弁当漬けの生活って辛いですものね。薄味で栄養バランスばっちりな京風家庭料理をご用意させて頂きます!」

と答えた。

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Agren

Author:Agren
本家のストーリの進行のじれったさに、素敵な2次小説サイトを巡って熱を冷ましていましたが・・・とうとうを自分自身で妄想を開始しました。
2次は愚か、小説初挑戦です!



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