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料理が得意な彼女(2)

SIDE KYOKO

「で・・・あんた最近どうなの?なんか今日の撮影、ラブミー部員の癖に妙に上手く「彼女」の演技をしていたじゃない。まさかとは思うけど・・・好きな男でもできた?」

モー子さんが訊ねてくる。

「まっさか~~!でもさ、私、恐れ多くも?彼女にしたい芸能人にランクインしちゃったじゃない?だから、「最上キョーコ」は色気のカケラもない女だとしても、私が演じる「京子」なら彼女にしたいって思う人がいるんだな・・・って思ったらなんか自然にね。えへへ。」

するとモー子さんが、眉間にしわを寄せ「相変わらずねぇ・・・」と呟いて、

「アンタまだそんな事いってるの?もっと自分に自信を持ちなさいよ。私が知る限りでも、あんたの彼氏になりたいって本気で狙っている男、結構いるわよ!?」

と言った。その時、私は彼女にしたいランキングの結果にずいぶん気を良くしていたんだと思う。いつもなら「あり得ないから」という、当然あり得ない事を一言で片づけるハズなのに、あり得るのかな?、という気になって、聞いてみた。

「え~?・・・例えば誰?」

するとモー子さんは、一瞬意外そうな顔をして、うーん、私が言っても良いのかしら?でも、まぁ、いたたまれないのよね、と唸っていた。

「も~、からかわないでよ~。やっぱり、そんな人居ないんでしょ?」

と、私が言うと、モー子さんは意を決したように答えた。

「・・・あんたの彼氏の座を狙っている筆頭は・・・敦賀さんよ!」

「へぇぇい?」

私は間抜けな声を上げてしまった。だってあり得ない名前がモー子さんの口からでたから。

「なにその反応。ホント・・・敦賀さんも可哀相ね。あーんなに一生懸命アンタを口説いているのに全然気付いてもらえない上に・・・この反応。」

「ちょ、モー子さん、だってあり得ないよ。あの敦賀さんだよ?抱かれたい男No1の敦賀さんよ?相手なんて選り取りみどりなんだから・・・」

そこで、ふとおこがましい事を思った、と思い至った。

「も、もしかして、私が知らないだけで・・・「敦賀」っていう名字の別人がいる、とか??」

するとモー子さんが、はぁ~とため息をついて、

「も~、違うわよ!アンタの相変わらずの思考パターン!どうにかならないのかしら!!うちらの事務所の先輩の、抱かれたい男No1の敦賀蓮、が、アンタの事好きなのよ。流石に私の口から言うのはどうかとは思うけれど、、、傍からみて可哀相な位のアンアに片思い中よ。」

「えええ!あ、あり得ないよ。だって敦賀さんには、好きな子が・・・居るんだから!」

「だからそれが!アンタの事だっていうの!」

『坊』の時に聞いてしまった敦賀さんの想い人の話。
敦賀さんより4つ年下の女の子。当時は16歳の高校生、今は19歳の筈だ。

あれ?・・・もしかして?

「・・・いつから?」

「そうねぇ、少なくとも17歳の誕生日にアンタにクイーン・ローザを贈った時には既にそうだったでしょうね。それよりも前、不和尚のPVに出るって時にアンタが敦賀さんを怒らせたってビビって相談してきた事があったじゃない?あの時、ちょっと嫉妬してるっぽいよね、って言ったと思うけれど、多分、やっぱりあれば嫉妬だったのよ。そうなると、3年前から・・・
うわぁ、抱かれたい男No1の敦賀さんが、3年も片思いだって!!改めて口に出して言ってみると、すごい破壊力ね。」

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Agren

Author:Agren
本家のストーリの進行のじれったさに、素敵な2次小説サイトを巡って熱を冷ましていましたが・・・とうとうを自分自身で妄想を開始しました。
2次は愚か、小説初挑戦です!



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